眠らない街、東京を徹底解剖

昔は東京市と呼ばれていた?意外と知らない東京をご紹介

江戸川区

江戸川区の歴史について

投稿日:2017年7月14日 更新日:

江戸川区に関する最古の史料は、正倉院(奈良時代に建てられた高床式倉庫)に保管される文書に記された”甲和里”という名称です。
現在の江戸川区小岩をあらわす地名とされますが、当時は湿地帯でしかなく、人が住めるような環境ではなかったとされています。
下総国の豪族である千葉氏が領主を務めるようになった鎌倉時代から、地域の名前がいくつか見つかっており、この頃から庶民の生活の場となりました。
篠崎や今井、長島は、一帯の中でも特に栄えていたようです。
戦国時代には後北条氏が領主となり、その家臣たちが実権を握っていました。
徳川幕府が統治する江戸時代に移ると、野菜の生産や漁業が活性化します。
しかし一方では、湿地帯という元々の土地柄の影響により、定期的な水害にも悩まされました。
ちなみに昭和5年に完成した荒川放水路の建設は、この水害対策によるものです。
現在は、小松川境川親水公園がつくられ、江戸川区民の憩いの場となっています。
慶應3年に大政奉還した翌4年、東京府が発足し、今の江戸川区は小菅県に編入されます。
しかしたった2年で廃藩置県となり、東京府の管轄となります。
それから時を経た昭和7年、7つの地域の合併による現在の江戸川区が形作られました。
命名の由来は、河川の江戸川によるものです。

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